PROJECT STORY
プロジェクトストーリー
PROJECT / 03
新規事業開拓プロジェクト
新日本製薬が考える「スマートヘルスケア」とは。
~商品開発担当の視点からその想いに迫る~
スマートヘルスケア事業
大橋 啓吾KEIGO OHASHI
2013年中途入社
「美は健康から」をコンセプトに自律的でスマートなヘルスケアを支えるために立ち上げたのが「スマートヘルスケア事業」です。
ただ商品を使うのではなく、自分の体の状態をしっかりと理解した上で、何をすべきか、何を買うべきか、どのような生活が最適なのかといったことをお客さま自身が考えて賢く選択していただけるライフスタイルをサポートできるようなサービス開発をめざしています。
スマートヘルスケア事業の中でも、商品開発を担当している大橋に、昨今のヘルスケア市場における変化やお客さまの健康を支える商品開発に込めた想いをインタビューしました。
「美は健康から」という考えがベースにある。
私たち新日本製薬では「美は健康から」というコンセプトを掲げており、健康あっての美という考えを持っています。
美容に関しては、主力商品のパーフェクトワンブランドを中心に、オールインワン化粧品ならではの賢いシンプルスキンケアという選択肢をお届けしています。
一方ヘルスケア市場を見てみると、これまでの健康志向の高まりに加え、昨今では個々人の自律した予防意識、セルフディフェンスがテーマになるほど需要が増加。当社はビジョンに、「世界中の人々の健やかで心豊かな暮らしを創造します」と掲げていることから、お客さまの健康を新たな視点でサポートし、より質の高いヘルスケアサービスをお届けすることを目標に、「スマートヘルスケア事業」が発足しました。
「スマートショッパー」なお客さまへのアプローチを追求。
当社のスマートヘルスケア事業は、お客さま自身が健康のために何が良いかを考えて、選択していただけるようなライフスタイルをサポートすることをメインミッションとしています。
必要なときに、必要なモノやサービスを選び、受け取ることができる超スマート社会となった現在は、自分で物事を選択して賢く購入する“スマートショッパー”という意識が広まりつつあります。そういった買い物上手なお客さまに対して選択肢の一つになる商品を増やし、必要とされている情報を少しでも多く届けることが大切だと思っています。
自分自身で健康を管理する「セルフディフェンス」に役立つ商品開発を。
現在プロジェクトでは、メンバーそれぞれが異なるブランドを担当して企画の立案から商品化までを行っています。最近では、「美活プロテイン」という新商品が発売されたばかりなんです。「美活プロテイン」は、健康な毎日に欠かせないタンパク質を夜に摂取する重要性に着目し、お客さまの自律的でスマートなヘルスケアを支えるために開発された製品の第一号です。 新型コロナウイルス蔓延の経験を経て、人々の予防意識が高まっているからこそ、お客さまの日々の生活の中で手軽にセルフディフェンスできるような商品の開発をめざしています。
新規事業ならではの困難もあったが、商品開発に取り組む姿勢を見直すきっかけに。
商品開発には長年携わってきましたが、事業の立ち上げに関しては全てが初めての経験で、業務の進め方や関係部署との連携に苦戦したこともありました。
ですが、さまざまな部署とやり取りする中で、商品の開発がゴールではないということに改めて気づかされました。
商品をお客さまの手元へ届けるためには物流が必要ですし、そこにいたるまでには広告制作やコールセンターの皆さんがお客さまのお買い物をサポートしてくれています。
これまでは商品をつくることだけにフォーカスしがちでしたが、販売までのフローや社内でどんな部署が携わっているかなど、商品がお客さまの手元に届くまでの流れにより意識を向けて商品開発に取り組むべきだという考えに変わりました。
今回改めて感じたのは、お客さまに商品を選んでいただいて、使用して満足していただき、そして健康になっていただけることがこの事業のめざすべきゴールであるということ。社員一丸となって実現に向かっていることを痛感しましたね。
EPISODE 03
その中でのチャレンジと手応え
ターゲット設定を明確にした商品開発を。
チャレンジとしては、やはり「美活プロテイン」の開発ですね。これまでの当社のヘルスケア商品では珍しく、今回ターゲットを健康的なライフスタイルを意識する20代から40代に設定しました。日常に運動を取り入れ、健康的な生活を求めている世代ということもあり、そのような方々に商品を打ち出せたことはニーズに沿えたと思っています。
また、商品と美と健康に関する因果関係を効果的に訴求できるよう「美活プロテイン」専用ページを設け、ターゲットに向けたアプローチ方法も1から考えました。まだ発売されたばかりですが、ご購入いただいたお客さまの健康を長期的にサポートしていくためにもチャレンジは続きます。
ヘルスケアの分野で当社の商品が広まることが何よりの手応え。
まだ商品を発売したばかりなので、具体的な手応えというものはこれからです。
ですが、健康に対する意識が高いお客さまに当社の商品を購入していただいて、口コミやSNSなどを通して話題が広がれば、最初の手応えとして実感できると考えています。メディアなどでも情報発信したいですね。積極的に新日本製薬が考えるヘルスケアに対する想いをあらゆるお客さまに伝えていけたらと思っています。
今後チャレンジしたいこと
ブランドマネージャーとして新たなブランドを確立したい。
現在は、商品開発をメインとしていますが、今後はブランドマネージャーという立ち位置で新しいブランドを立ち上げたいと考えています。
商品の企画・開発からマーケティングやプロモーションまで、商品の生みの親だからこその愛情をもってブランドコントロールを行いながらお客さまの自律的なヘルスケアをサポートし、日常になくてはならない商品開発・ブランドづくりにチャレンジしていきたいですね。