PROJECT STORY
プロジェクトストーリー
特別企画
管理職に就くまでの軌跡を辿る
先輩社員を目標に、
20代で裁量と責任あるポジションに。
実現させた今、次なる展望とは。
新規広告開発
木戸 昇平SHOHEI KIDO
2011年新卒入社
学生時代はデザインを学び、広告デザイナーを志し2011年に当社へ新卒入社。
会社説明会で出会った先輩社員に憧れ、デザイナーとしての仕事だけでなく、ゆくゆくは管理職に就き、自分のチームのメンバーをマネジメントすることを目標に、先輩からの教えを日々吸収しながらとにかく経験を積んできた。
現在は入社当初の目標を叶え、広告・販促ツールの制作を専門領域としながら、メンバーの個性を活かしたマネジメントに奔走する木戸。
入社からこれまでを振り返りながら、メンバーの一員として働いていたころの心構えや、チームを牽引するようになってから見えた景色などを中心にインタビューしました。
会社説明会で未来の自分が想像できた。
私は2011年に新卒で入社をしました。
大学ではデザインを専攻していて、インハウスデザイナーとして広告に携わりたいと思いながら当時就活していましたね。
そんなある日、新日本製薬の会社説明会に参加した際、入社して3年で管理職としてメンバーをマネジメントしている先輩社員の話を聞きました。自信に満ちた雰囲気に憧れ、自分もこの人のようになりたいと思い、入社を決めました。
コールセンターでの経験がキャリアの礎になった。
入社後はコールセンターで3ヵ月ほど研修を受けました。
正直、当初は早くデザイナーとして一人立ちしたいと焦りを感じることもあり、既にデザイナーとして活躍している友人たちと自分を比較してしまうこともありました。しかし、コールセンターでお客さまと直接コミュニケーションをとることで、日に日にお客さまの求めるものや自社の事業に対する理解が深まっていることに気づきました。この会社でキャリアを積むことを考えると、お客さまの声を直に聞ける経験はとても貴重でしたね。
研修を終えて、念願の配属先へ。
研修を終えて、新聞や折り込みチラシ、テレビCMの制作を手掛ける広告部署に配属されました。
当時は即戦力として活躍している中途入社社員ばかりで、新卒入社は自分だけでした。同期が近くにいないことで相談できない辛さもありましたが、先輩たちに追いつきたい一心で必死に仕事をしたことで成長につながったと思います。
当初は慣れない商業デザインで自分がつくりたかったイメージ広告やブランド広告などのデザインと相違を感じていましたが、つくった翌日には折込チラシや新聞が人々に届き、翌々日には自分が制作した広告の反響が分かるんです。スピード感と、結果がすべて数値化され、目に見えるところに面白みを感じるようになりました。
EPISODE 02
チームリーダーを経て
新たに部署を設立し責任者へ
目標だったマネジメントの第一歩を踏み出し、
今まで以上の裁量を持てたことでやりがいを感じた。
3年目は、当社の商品をご愛用いただいているお客さまへさらなるライフスタイルの向上を提案するCRM企画へ異動になると同時にチームリーダーを任されることになりました。メンバーの1人はコールセンターから異動してきた同期で、もう1人は年上の中途入社者でした。キャリアが違うメンバーをまとめながら仕事を進めるのはかなり大変でしたが、振り返るとこれが初めてのマネジメント経験でしたね。
メンバーとのコミュニケーションで悩んでいたとき、上司から「キャラを決めたら?」とアドバイスをもらったことがありました。初めは「どういう意味だろう?」と本質をつかめずにいましたが、それまでさまざまな上司の元で働いてきた経験を思い返してみると、今の自分に必要なのは、一貫性をもってリーダーシップを発揮することなんだと気づくことができました。
自分のチームが新たな部署として新設され、
より一層やりがいを感じるようになった。
チームリーダーになって4、5年が過ぎた頃、自分のチームを新たな部署として新設させたいと会社にリクエストを出してみることにしました。新卒も多く配属される部署でしたし、自分の裁量を広げさらに責任を持って新人の育成や高いパフォーマンスが発揮できる環境を整えたいと思ったからです。結果として、部署を新設することになり、並行して役職もあがりました。
この部署ができた背景には、新規と既存のお客さまに向けた販促制作部署の連携をこれまで以上に強化していくというミッションがあったので、両方の部署で経験がある自分が架け橋のような存在になりました。
部署の予算管理ができるようになったことで、裁量の広がりを実感したとともに責任とやりがいも今まで以上に感じることができました。
EPISODE 03
メンバーの個性を活かした
マネジメントをめざす
入社時に描いた理想が叶い始めている。
入社7年目を迎えるころ、課長補佐にキャリアアップしました。
仕事の内容の変化というより、メンバーが増え、規模が大きくなりましたね。新卒新入社員研修を経て最初の部署として配属される新卒のメンバーも多く、広告の制作スキルはもちろん、社会人としてのビジネススキルや、人間力育成にも力を入れています。めざしているのは、それぞれが主体性を発揮しながら、お互いの能力を活かし合えるチームです。
私も新卒で入社してこれまでお世話になった上司から、たくさんのことを学びました。中でも印象に残っているのは、「個性」を見抜いたマネジメント。一人ひとりをしっかりと見て、ときに厳しく、ときに優しくメリハリをつけて接してもらっていたことを覚えています。そして何より、何事においても一貫性があり筋が通っていましたね。
チームだからこそ残せる成果にこだわっている。
いざ自分がマネジメントをする立場になると、メンバーとの接し方に正解というものはなく、「このアドバイスで合っているのか?」「メンバーとの向き合い方は適切か?」と自分の考えが揺らぐこともあります。
そんなときはこれまで自分を導いてくれた上司、先輩方のアドバイスを思い出しながら自分なりにメンバーのより良い育成方法を模索し続けています。
今行っている取り組みの一例として、新卒メンバーのスキルの底上げを狙い独自でスキルマップシートを作成しました。現在の自分のスキルを可視化できるよう設計していて、できていることと課題の把握に役立っています。それをもとにメンバーとコミュニケーションを取ることで、自主性を育んだり、次にめざすチームの目標を具体化させています。個人プレーでは叶わない、チームだからこそのパフォーマンスにこだわっています。
今後チャレンジしたいこと
既存の手法や考え方の枠にとらわれず、
さまざまな分野に挑戦したい。
これまで経験を積んできた広告・販促制作の分野を超え、会社の軸となるような新規事業の立ち上げにチャレンジしてみたいですね。
自分自身、新卒で入社をし、この会社とともに成長してきたからこそ、新日本製薬という会社を誰よりも理解している自負があります。
これまでお客さまと商品に向き合い続けてきた想いの深さを、新規事業というカタチにし、お客さまのライフスタイルの向上につなげることができればと考えています。当社で積み上げてきた経験と、チャレンジを後押しする風土を存分に活かしながら積極的に挑戦してみたいですね。