INTERVIEW

社員インタビュー

コンサルタントを経て、経営の中核へ。
挑戦し続ける会社と自らを重ね、
さらなるステージをめざす。
経営企画 / 部長
YUICHI HIROBA
2018年中途入社

コンサルタントとして新日本製薬を担当後、2018年に経営企画 課長として入社。入社後は上場準備や中期経営計画方針の立案、事業企画・管理および予算統制、各部署の課題解決など多岐に渡り携わっている。

1st
入社1年目 課長

社員になることで、より直接的に経営に踏み込んだ提案ができる。

私はもともとコンサルタントとして、クライアントの新日本製薬を担当していました。当時は客観的な視点から、コールセンターや物流などさまざまな部署の問題解決を行ったり、大型システムの導入サポートを行ったりなど約5年もの間、当社のコンサルティング業務にあたっていました

当時から間接的にでも経営に携わることに関しては大変やりがいを感じていましたが、社員になることで、より直接的に経営に踏み込んだ提案ができるのではないか、という想いもありました。

入社の機会をいただいたのは約3年前のことです。上場の話も出ていた時期で、会社自体に勢いがあり、新たなことに次々とチャレンジしていたので、「この会社に積極的に関わっていくことで、自分自身もさまざまな挑戦ができるのではないか」と考え、転職を決意しました。

入社当初はどのような仕事を担当していましたか?

入社した時点で経営企画の課長という役職をいただきました。
主な仕事内容はコンサルタントとして携わっていたときと変わりませんでしたが、当時は上場の準備を主担当として進めていたこともあり、その他の業務の予算管理、各部署の課題解決などは、その時点で優先順位が高いものから順次対応していました。そして2019年のマザーズ上場後は、株主や投資家に対して企業の財務状況や決算情報を開示するIRも担当することになりました。

入社当初は未経験のことも多く、初めは試行錯誤を重ねながらでしたが、次第に株主や投資家が求めていることが理解できるようになり、仕事としての成果も実感できるようになりました。

入社当初はどのような想いで働いていましたか?

中途採用の場合は、最初から役職に就くことが珍しくないので、そこに対してのプレッシャーは感じませんでしたが、これまであまり経験のなかったマネジメントを求められたことで、部下を持つことの責任と大変さを実感しました
また、組織の管理職として責任を一手に担うことで、今までは踏み込めなかった経営の根幹へ関わることができるようになったことから、経営会議や取締役会に出席する機会も増え、自分で考えた提案も社員になったからこそ役員へ直接伝えることができるようになりました。これは以前のコンサルタントのときには味わえなかった「直接的に経営に携わるやりがい」なのではないかと思っています。

前職と比べ、どのようなところで新日本製薬らしさを感じましたか?

まず「会社全体の変化のスピードが速い」ところです。
会社が新しいことにどんどんチャレンジするため、かなりのスピード感が求められました。忙しくもありますが、同時に充実感もあり、コンサルタントとして携わった期間含むこの8年間はやりがいと達成感に満ちた有意義な時間だったと感じています。

また「チャンスの多さ」も当社の魅力の一つだと思います。
コンサルタントだった頃には到底経験できないような、やりがいのある仕事をするチャンスに何度も恵まれました。
上場やIRなどコンサルタントにとって箔が付くような重要な仕事はなかなか経験できることではありません。しかし、ここにはたくさんのチャンスが転がっていました。頑張って結果を出せばいくらでも面白い課題に挑戦できるので、チャンスをつかむか逃すかは自分次第という会社であるなと実感しました。

2nd
入社2年目 部長昇進

業務範囲や権限、役割と責任の違い。

課長として1年が過ぎた頃、課から部へと組織が拡大したことで私も部長へと昇進し、仕事の内容も変化しました。
経営企画に加えて、私が担当していたIRの業務を担うIR広報が新設され、部署として両方を見ることになったのです。仕事量は倍になり、かかるプレッシャーも大きかったですが、経営側と各部署双方と連携し、経営課題の解決に全力で取り組んでいます

コンサルタント時代からこれまで、どんな仕事にも手を抜かずに取り組んできましたが、それと同様に、目の前にある課題に真摯に向き合い、会社に求められている役割と重責をしっかりと果たすことが、自分自身の新しい挑戦に繋がっていくのではないかと思っています。

現在どのような仕事を担当していますか?

中期経営計画方針の立案、スピーディーに予算統制などを行っています。現在は、その中でも予算統制の強化に重点的に取り組んでいます。会社の事業領域が広がり、規模が拡大するにつれて、今まで以上に経営数値のタイムリーな把握、的確な投資判断が必要となります。そのため、経営基盤のシステム強化、プロセス改善を進めています。

一般的に予算統制というと、経営側が定める数値目標と、各部署が設定する数値目標が乖離することもありますが、私たちが心掛けているのは頭ごなしに数値を現場に押し付けるのではなく、各部署がどのように動けば目標を達成することができるかを、共に考え取り組んでいくということ。ここまでのアクションを業務範囲と捉え実行することで、各部署の目標に対する実効性を高めるための有効なアシストができるよう常に意識していますね。

マネジメントで心掛けていることは何ですか?

自分の考えを押し付けるのではなく、部下の話に耳を傾けることを意識しています。
人はそれぞれ考え方や大事にしていることが異なるからこそ、「聞き手視点」を常に意識しています。「聞き手視点」という言葉は前職の上司からもらった言葉。メンバー一人ひとりの話を聞き、想いを感じ取りながら成長につながる助言ができるよう心掛けています。

それから、相手に変化を求めるのではなく、自分自身が変わることをモットーとしてマネジメントに取り組んでいます。
まずは自分が柔軟に変化することで、結果はいかようにも変えられると思いますし、それを見た部下にも、困難な状況に対して自らが変化し順応できる人財へ育ってほしいと考えています。

今チャレンジしていることは何ですか?

社員が望む力を身につけられる会社にすることです。
「やりたい仕事があり、チャンスがあり、遂行する過程で自らの力をつける。」そんな理想の会社に近づけるためには、やはりまずは自らが積極的に経営に関わっていくことが重要だと考えています。そうすれば見える視野も広くなり、より多くのことに挑戦できるようになるはずです。

また、これまで以上に人財育成にも力を入れていきたいと思っています。
これから新しく活躍する人財を増やす努力をすることで、新日本製薬の成長とともに自分自身の能力も成長していくことを実感できると考えています。

「常に前向きに変化を続けるところ」。

若い社員が多いこともあり、新しい視点を柔軟に取り入れ、会社がスピーディーに変化するところだと思います。今までのやり方に固執して新しいことを受け入れない会社が多い中、変わることが当たり前で、常に前向きなところが新日本製薬らしさなのかな、と。
また、経験のないことでも思い切って任せてもらえるので、他社と比べて成長する機会が多い会社であることは間違いありません。多くの経験を積ませていただいたことで、自分の成長に繋げることができました。

※2020年12月1日時点