INTERVIEW

社員インタビュー

大学時代の半分はコロナ禍で、世界が大きく変化。
だからこそできた就活、選べた道
H&B事業本部 通販事業部 コスメCRM企画課
MAO MUGINO
2023年新卒入社

お客さまへDMなどを送り、販売の窓口となる通販事業部で日々企画制作に携わっています。
順調な日々と語るも、就活当時は全世界が混乱に陥ったコロナ禍。
イレギュラーな環境の中で挑んだ就活経験を語ってくれました。

01

アルバイト先でビジネスの面白さを学ぶ

大好きなスニーカーをはじめとしたスポーツ用品が開発できる企業に勤めたいと思い、その素地を身につけるため大学4年間は渋谷のスニーカーショップでのアルバイトに注力しました。各シーズンの販促フェアを任されたり、他のスタッフと売上を競い合ったりと、アルバイトを通してモノを売る面白さとビジネスの原点を学びました。
しかし、大学時代の後半は奇しくもコロナ禍と重なり、授業はオンラインに、アルバイト先にはインバウンド客が訪れないことから売上も半減しました。

02

大学後半はコロナ禍。自分に向き合う時間が持てた

こんなイレギュラーな時代の就活でしたが、だからこそオンラインで全国各地の企業へのセミナーや説明会などにも気軽にエントリーできた、とポジティブに考えています。
違う世代の大学生より経験できることは少なかったかもしれませんが、自宅で今後のこと、やりたいことをじっくり考える時間が持てたことは自分の宝だと思います。

03

「面接官と就活生」ではなく、「人と人」との対話ができた

私の場合、家庭の事情で就職に望む条件は「福岡市内勤務」「全国転勤がない企業」が大前提でした。もともと希望していたスポーツ用品メーカーはほとんどが新規採用をしていないのと、福岡勤務ができないことが分かっていたので就活前に方向転換できたのですが、これもコロナ禍にじっくり進路を見つめ直せたから。モノづくりへの思いは失われていませんでしたので、自社で商品を開発して販売する新日本製薬に興味を持ち、エントリーしました。福岡という地方都市に、日本一売れているオールインワンジェルを作って販売している会社がある、というのは誰でも興味が湧くと思います。

面接では就活用の綺麗事を並べず、正直に自分の家庭の事情を話し、モノづくりへの思いとその熱意を伝えたのですが、面接官が「就活生」としてではなく、「人」として自分を見て話してくれているのが伝わってきたんです。無事内定をいただいた後、あらためて企業の評判を周りに聞いて「すごい会社に行けるんだな」とワクワクした気持ちでいっぱいでした。

04

わからないことはすぐ質問。信頼が絆を生む

入社後の雰囲気はとても良くて、この1年半で人間関係に困ったことがないんです。質問すれば周りの方はなんでもサポートしてくださって、自分が想像していた以上にいい会社だったんだなと実感しています。社内のカフェテリアのご飯もおいしいですし(笑)。

入社後、まずコールセンターでの研修があります。半年間のコールセンター研修で学んだことは、異動した現在もとても役に立っています。今思えばとても貴重な経験だったなと思います。

05

先輩や上司からの信頼を得て、第一線で働く喜び

現在は、コスメCRM企画課で販促物の企画制作を担当しています。配属直後から先輩社員と一緒に企画を立案し、徐々にミーティングやオリエンテーションなどを経験した後、半年ほどでプロジェクトを任せていただくようになりました。
DM制作といっても単に作って送るだけでありません。過去の結果を分析し、企画を立て、制作をし、また結果を分析するPDCAサイクルを毎月回していく必要があります。毎月PDCAサイクルの精度を高めるため必死に取り組んでいますがなかなか難しく、日々勉強です。だから同じ部署の先輩方には遠慮せずに質問をします。「忙しそうだな」とか「こんなこと聞くのは恥ずかしいな」などと考えている暇はありません。
だからこそ、先輩方も自分を信じて任せてくれているのを感じます。例えば、私のひとつ下の内定者のインターンでは「麦野に任せれば問題ない」と実際にメンターに任命してくださったり。プレッシャーではなくやりがいを感じられます。

06

社内だけでなくお客さまと商品をつなぐ架け橋に

研修時に「新卒最速で課長になる」という目標を立てたのですが、それも念頭に置きつつ、今は色んな人をつなぐ窓口になれればと思っています。
販促物を通じて商品とお客さまをつなぎ、コミュニケーターと他の事業部をつないでよりよい広報活動や商品開発に結びつける。みんなが「麦野ならやってくれるだろう」と気軽に声をかけてくれるような存在になれたらと考えています。

1週間の仕事の流れ

DM校正・オペレーション関連

1カ月後に発送をするDMの校正。薬事や課内にも提出し、より良い紙面にしていきます。

センター共有ミーティング

DM内容についてコールセンターと共有をするミーティングを毎月実施します

企画立案

今月のDMの結果を見ながら2カ月先のDMの企画を立てていきます。

企画決裁

上長に企画の決裁をもらいます。最低でも2回は決裁の時間を取り、ブラッシュアップを重ねて内容を詰めていきます。

代理店とのオリエンテーション

2ヶ月先の企画の決裁が取れたら、制作会社とのオリエンテーションを行います。

週末のリフレッシュタイム

ドライブやサウナなど福岡にきてからもっぱらアウドドア派。スニーカーショップなどを見て回るのもオフの楽しみのひとつです。

MESSAGE

周りと比較しても成長しない。自分の軸を持とう

企業に求めるものは人それぞれ違います。「先に内定をもらっている」、「自分よりも大きな企業に決まった」など、自分と周りを比較して焦る人が多いように感じますが、譲れない自分の「軸」を持つことを忘れないでください。
そもそも、就職活動がゴールではなく社会人になってからが勝負です。自分に合う会社かどうか、私の場合はやはり面接が大きなターニングポイントでした。最終面接では物腰のやわらかい、優しい雰囲気の方と面接したのですが、後で取締役だったことがわかりました。会社のトップは会社の雰囲気を表すのだと実感しました。皆さんも自分の「一番」を大切にして、就職活動に挑んでください。